HBA×「美人計画」コラボ連載 HBA理事 吉柳さおりが行く! ホリスティックビューティ通信

第2回: カリスマヨガトレーナー ダンカン・ウォンさん(前編)                                    日本の女性は“ココロ”で表現できるから美しい

今まさにブームを通り越し、私タチ女性の生活において定番ともなったヨガ。

そんな、ヨガブームの世界的な火付け役といってもいいマドンナ。
ホリスティックビューティ通信第2回では、そのマドンナをはじめ、ビョークや
カールラガー・フェールドのヨガトレーナーをつとめるダンカン・ウォンさんのお話をお届けします。

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ダンカンさんが自ら考案した‘ヨギックアーツ’とはどんなものなのでしょうか?

「ヨギックアーツとは、ヨガの王道である‘ヴィンヤーサ・ヨガ’とマーシャルアーツ(武道)、
タイ式マッサージの神聖なタッチを融合させたトレーニングメソッドです。

ヨガも武道も“身体のコア(体幹)を鍛える”という道理は一緒。
例えば、動物のポーズは、マーシャルアーツにもヨガにもあるポーズです。

ヨギックアーツでは、ノーマルなヨガとは少々異なる
体の柔軟性が一層必要となるポーズをとりいれているので、
ボディメイクも自然治癒力アップもより効果的に行うことができます。

体と精神は連動しているので、カラダだけではなく
ココロも鍛えるというのも特徴ですね。」


ニューヨークと上海をベースに世界で活躍するダンカン・ウォンさんですが
最近日本でもモデルさんや女優さんをはじめ、一般の方にもレッスンを行い、
数多くの日本人女性を指導されています。

日本の女性を指導されていて、他の国の女性と違う点はありますか?


「日本の女性の自己表現の仕方は、西洋の女性と大きく違っていると思います。
日本の女性は、自己表現はするけれども、もっとナチュラルで控えめ。

日本の生徒を教えていると、チーム全体に一体感が感じられます。
また、先生と生徒の関係について言うと、日本の生徒は先生に対して
素直に向き合ってくれていると思います。」


なるほど、国によって
レッスンの雰囲気は違いがあるんですね。


「そうです。もちろん、国によって違いはあります。
日本のレッスンでは、その場のみんながエネルギーをシェアすることに
意識を集中させているのがわかります。
この点は私が日本のレッスンがすごく好きな部分です。」

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「日本の女性には、自分以外の“他”を受け入れるというメンタリティが
ごく自然に備わっているようで、その点には非常に感銘を受けます。
とくに28歳以上の女性(笑)。
でもこれは冗談ではなく、成熟した女性は自分の欲しいものがわかっているから、
若い女性よりも魅力があると思います。」


28歳以上の女性ですか?HBAの会員の皆さんとちょうど同じ世代ですね。
魅力的ですか?世界の女性を知っているダンカンさんに
日本の女性を魅力的と言って頂けるととても嬉しいです。
勝手ながら、日本人女性を代表して御礼を言います(笑)
有難うございます。


「どういたしまして(笑)
もっとシンプルに言うと、西洋の女性が“頭”で考えて自己表現をするのに対し、
日本の女性はもっと内面的な部分―つまり“心”で表現をしています。
これは両者の非常に大きな違いです。

西洋の女性のような強い自己主張ではなく、
日本の女性の表現はもっと純粋な部分から来ていると思います。
そこが日本の女性の魅力的なところだと思います。」

「このように、より“心”の部分から自己を表現できるからこそ、
日本の女性にはより落ち着きと余裕があるし、地に足が着いている。
それが魅力につながり、より大きな強さにもつながっていると思います」

日本人は自己表現が苦手とよく言われがちですが、
その穏やかさや慎ましい点を
“心”で自己表現ができていると受け取って頂けると
非常に理解して頂いている気がしますね。
日本の女性も自信が沸いてくる気がします。


ダンカンさんがヨガが日本の女性にふさわしいと思われる点は
他にはどのようなことがありますか?


「平凡な言い方をすれば“ヨガ”は“練習する”、“アーサナ”は“ポーズをとる”という意味。
でももっと深い意味で言うと、ヨガは“どう関係していくか”、
アーサナは“どうつながりを持つか”という意味です。
日本の女性はこの部分をより理解できるのだと思います。」

「だからヨガは日本でここまで普及しているのだと思っています。
日本で、ヨガはトレンドではなく、ライフスタイルとして受け入れられている。
日本の文化は今、ロハスというライフスタイルを受け入れるだけの準備が整っていて、
取り入れることができる状態。
だから日本全体にヨガやロハスが広まっているのだと思います。」

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「世の中で長く受け継がれているものは、それが人間にとって“良いもの”だからこそ、
ずっと存続しているのだと思います。
戦争という悪い例もありますが。。。

例えばヨガが、1万年も昔から受け継がれてきた理由は、それが良いものだということが、
歴史の中で証明されてきたからこそ、今でも残っているのです。」

確かにそうですね。


「ヨガは歴史の中でも、世の中から必要とされた時に自然と浮上し、ブームになっています。
実際、30年毎にヨガのブームが起きています。
1930年代、1960年代、1990年代にブームが来ました。
現在、環境問題が深刻化しており、私たち人類は、進化の重要な局面を迎えようとしています。
地震や津波など、“母なる自然”からの反応は激化していくだろうと思います。」

ダンカンさんは、“母なる自然”を日本語で「女神」と表現されました。
なんて素敵な表現をされる方だろうと非常に感銘を受けました。

「そういう現実の中で、ヨガは人類が生き残るための方法です。
ヨガとロハスは、我々が生き残っていく上での現実的な方法だと思うし、
それを今私たちは、グローバルな規模で呼びかけていかなくてはいけないと思います。
HBAもこうした取り組みをサポートしていることになりますよ。」

有難うございます。
そんな偉大なことをお手伝いできるにはまだまだ努力が必要な気がしますが、
情報発信という形でヨガやロハスといったライフスタイルを啓蒙していくことが
少しでもでき、それが何かの役に立てればそれは私達HBAにとって
素晴らしいことだと思います。

「最後にもうひとつ。ヨガは世の中から必要とされたときに浮上してくる、といいましたが、
“禅”の教えの中にも、“生徒の準備が整ったとき、先生が現れる”という言葉があります。
世の中の“良いこと”は計画して現れるのではなく、自然に出現してくる。
ロハス的ライフスタイルを取り入れていけばきっと“良いこと”が起きるのです」

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ダンカンさん、日本の女性にメッセージをお願いします。

「日本の28歳以上の女性達に言いたい。
皆さんの準備が本当に整ったとき、僕はいつでも皆さんの前に現れますよ。
そのときまでに是非、心の声を聞き、準備をしておいてください」

ダンカンさん、素敵なメッセージとお話、本当に有難うございました。
今日お話頂いたことは、HBAとしてもとても意味のある深いお話でした。
これからの活動に役立てていければと思います。
有難うございました。